andymoriが好き。小山田壮平が好き。

こんなに淀んでいて暗くて闇深い文章を書いている人間が、小山田さんを好きで申し訳ない。

でも好き。小山田さん、ごめんなさい。

惚れしたのは、2024年5月、仕事帰りの高速。

SpotifyのDaily Mixでandymoriの「ベンガルトラとウイスキー」が流れたのがきっかけ。

まずは小山田さんの声に体が反応。声フェチとかよく分からずにこれまで生きてきたけど、「これが声に惚れるということか。」と初めての経験だった。

そして、『ベンガルトラが檻の中で、ただきれいな空がみたいだけなのに』と願っている情景が浮かんで、胸がギューとなった。

ああ、このバンド好きかもしれない。でも油断はできない。

1曲好きだと思っても、他の曲を聞くと好きという気持ちが持続できないことが殆どだ。

好きになるにはまだ油断はできないぞという思いで次に聞いたのが、「革命」。

「好き。出会ってしまった。」と思った。

「100回1000回10000万回叫んだって伝わらない届かない思いは100日1000日

10000日たった後できっと誰かの心に風を吹かせるんだ。」という歌詞。

『たった今この曲が私に届いて、私の心に風が吹きました!』と伝えたくなった。

そして、『このバンド好き。どうしよう。』という感情の他に、

『このバンド今もやってるのかな?このボーカルの人は今も生きているのかな?フジファブリックの志村さんのように、もう居ないのでは?』と突然根拠のない不安が込み上げてきて、赤信号で止まった習慣検索。

andymoriは既に解散してしまっている。でも、小山田壮平は生きている!

そして今も歌を歌っている!!(涙)

曲に出会って間もないのに、「小山田さん、生きていてくれてありがとう。」という思いが湧き上がった。

それから毎日、andymoriを聞き続けた。「誰にも見つけられない星になれたら」とか「Sunrise&Sunset」の「遠い遠い昔からある花に名前をつけて笑い合おうよ。」という歌詞が好き。

「嘘つきは死なない、争うは止まない、欲しいものは尽きない、悲しみは消えない。」という歌詞も好き。

「すごい速さ」の「はじまりのおわりのはじまりのおわりの話をする」とか「そのセンチメンタルはいつかお前の身を滅すのかもしれないよ 感傷中毒の患者禁断症状…」「でもなんかやれそうな気がする なんかやらなきゃって思う だってなんかやらなきゃできるさ どうしようもないこのからだ何処へ行くのか」とか、

聴けば聴くほどに、私の心に刺さった。今も刺さりぱなし。

小山田さんのライブに初めて行けたのは、2024年10月の名古屋でのライブ。

小山田さんの歌声や存在に、涙が止まらなかった。

そしてandymoriの歌も沢山聞けたし、FULL OF LOVEの「青い空の幻」も初めて出会えたし、

「アルティッチョの夜」も聞けた。

「Pease」で空を見上げてお姉さんを思いながら「姉さん会いたいよいつでも思ってるよ」と歌う姿も全部全部、耳と目と心に焼き付けた。

些細な「風来坊」という居酒屋の手羽先の話さえ愛おしく、すぐに風来坊に食べに行った。カリカリしていて、確かに美味しかった。

とにかく、小山田さんが好きだ。

そして何故それを書こうと思ったかというと、「ふつうの軽音部」の主人公が「アンディモリが好き」と言っていたから。

と自分で書いてみて恥ずかしいのだが

「アンディモリ」が好きと言って、「知ってる、いいよね」と言われたことがなかった。

こんなに魅力的なのに、周りの反応が気に食わないと思ってた。

微妙な反応をされるのが嫌だったから、「どうせ知らないでしょ」とだんだんと心の中に好きという気持ちを仕舞うようになってしまった。でも、ふつうの軽音部の主人公のおかげで勇気が出た。

自分の好きなものに、堂々とする姿を見習いたいと思った。

そしてギターを始めたいと思った。

おやすみなさい。

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