１０代の自分へ

また夢を見た。

何故かアラサーの自分がまた受験生になる夢。

1年後、１回の試験で、志望校への合格・不合格が決まるんだ。

なんて、ドキドキしている夢だった。

20代の今も、これからの人生を思うと苦しくて辛くなるけど、

10代は、可能性が無限だからこそ、もっともっと苦しくて、押し潰されそうだった。

夢から醒めて思った。

今の自分があるのは、10代の自分が頑張ってくれたからだと。

10代の頃、私には夢がなかった。

「将来の夢は？」と聞かれて、自信を持って答えたことはない。

13歳のハローワークという本が当時流行っていて、

ワクワクしながら、その本に夢を探してみたけど、

どれもビビッとくる職業はなかった。

だけど、大人になった時の私が困らないように勉強をした。

いつか夢を見つけた時の自分の為に頑張った。

10代の自分へ

アラサーになった私です。

実はまだ、夢もきちんと定まっていないし

自分のことを理解するには、もう少し時間がかかりそうです。

でも、沢山挑戦して、沢山悩んで、

段々と、自分にとっての幸せや、大切なものが分かってきました。

こうやって、諦めずに挑戦できる環境があるのは、

10代の私が頑張ってくれたおかげ。

頑張ってくれてありがとう。

私はここにいていいんだ。と思える場所を、必ず見つけるからね。

アラサーの私より